6月24日は「UFOキャッチャーの日」!── 1947年の空飛ぶ円盤から始まる記念日の由来と、初代から最新モデルまで41年の進化をたどる
6月24日は「UFOキャッチャーの日」。クレーンゲームの代名詞として愛され続けるセガの「UFOキャッチャー」は、2026年で誕生41周年を迎えました。
でも、なぜ6月24日なのでしょうか? その答えは、1947年のアメリカにさかのぼります。
この記事では、記念日の由来から命名の秘話、歴代モデルの進化、景品文化の変遷、そして2026年のキャンペーン情報まで、UFOキャッチャーの魅力をたっぷりお届けします!
出典: セガ フェイブ プレスリリース(PR TIMES 2026年6月24日配信)/ プレスリリース全文 / セガプラザ UFOキャッチャーの歴史 / 日本記念日協会(2019年認定)
目次
- なぜ6月24日?── UFOの日とケネス・アーノルド事件
- 「イーグルキャッチャー」から「UFOキャッチャー」へ── 命名の秘話
- 歴代モデルで振り返る41年の進化史
- 景品文化の変遷── 200円カプセルからフィギュアの時代へ
- 2026年のキャンペーン情報
- まとめ── ゲーセン文化の象徴として
なぜ6月24日?── UFOの日とケネス・アーノルド事件
6月24日が「UFOキャッチャーの日」に選ばれた理由は、この日が「UFOの日」だからです。
話は1947年6月24日、アメリカ・ワシントン州レーニア山付近にさかのぼります。自家用機を操縦していた実業家ケネス・アーノルドが、上空で高速移動する9個の謎の物体を目撃しました。
アーノルドはその動きを「水面を滑るコーヒー皿(ソーサー)のようだった」と表現。この証言がメディアで大きく報じられ、「flying saucer(空飛ぶ円盤)」という言葉が世界中に広まりました。これが世界初のUFO目撃報告として記録されたケネス・アーノルド事件です。
この歴史的な日付にちなみ、6月24日は「UFOの日」として知られるようになりました。セガはこの「UFO」つながりで6月24日を「UFOキャッチャーの日」に選定。2019年、UFOキャッチャー誕生35周年のタイミングで、一般社団法人日本記念日協会に正式認定・登録されました。
制定者は当時の株式会社セガ・インタラクティブ(現・株式会社セガ フェイブ)です。
1947年の空飛ぶ円盤の目撃から、ゲームセンターのあの楕円形のクレーンへ。時代を超えた「UFO」のつながり、なんだかロマンがありますよね。
「イーグルキャッチャー」から「UFOキャッチャー」へ── 命名の秘話
「UFOキャッチャー」という名前には、意外な経緯が隠されています。
開発当初の仮称は「イーグルキャッチャー(Eagle Catcher)」。景品を鷲づかみにするゲームというコンセプトから、クレーン部分を鳥の形にしようとしていたそうです。
しかし、鳥型のクレーンは技術的に実現が難しく、デザインは楕円形に変更されました。すると完成したクレーンの見た目が「空飛ぶ円盤」にそっくりだったのです! 折しも当時はUFOブームの真っただ中。楕円形のフォルム + UFO人気が重なり、製品名は「UFOキャッチャー」に決定しました。
ちなみに「UFOキャッチャー」はセガの登録商標(第4049951号ほか)です。一般的にクレーンゲーム全体を「UFOキャッチャー」と呼ぶ方も多いですが、正式にはセガ製のクレーンゲーム機を指す名称なんですね。それだけ「UFOキャッチャー」がクレーンゲームの代名詞として定着している証拠でもあります。
歴代モデルで振り返る41年の進化史
1985年の初代登場から2023年の最新モデルまで、UFOキャッチャーは時代とともに大きく進化してきました。主要モデルをタイムラインで振り返ってみましょう。
1985年 ── UFO CATCHER(初代)
すべてはここから始まりました。2本アームのシンプルな構造ながら、景品がショーケースのように美しく見える設計が特徴です。初期製造分にはパイプ強度の不具合があったというエピソードも、初代ならではの苦労を感じさせます。
1991年 ── NEW UFO CATCHER
ピンクの丸みを帯びたボディと、ミラーメタリックの外観が印象的なモデル。以後のUFOキャッチャーの基礎フォーマットを確立した、シリーズの方向性を決定づけた重要な一台です。ゲームセンターの風景を一変させた名機です。
1992年 ── Dream Palace
革新的な円筒形の筐体で登場。なんと8人同時プレイが可能で、筐体自体が回転するという画期的な設計でした。ゲームセンターの目玉アトラクションとして存在感を放っていました。
1994年 ── UFO CATCHER EX
超音波センサーを搭載した意欲的なモデル。ただ、センサーの安定性に課題があり惜しくも廃止に。先進技術への挑戦と試行錯誤の歴史が垣間見えます。
1998年 ── UFO CATCHER 800
業界初の大型景品対応モデル。取り出し口が拡大され、それまで入らなかった大きなぬいぐるみやフィギュアも景品として設置できるようになりました。景品の多様化を支えた功労者です。
2001年 ── UFO CATCHER 7
ラック式開閉機構を導入し、高さ調節ボタンも搭載。オペレーターが景品の設定をしやすくなり、多彩な遊び方が実現できるようになりました。
2008年 ── UFO CATCHER 8
フィールドの組み換えが可能になり、橋渡し・たこ焼き・ぶら下げなど多様なゲーム設定に対応。1台の筐体で何通りもの楽しみ方ができる柔軟なモデルです。
2010年 ── BALANCE
従来の操作方法とは一線を画す体感型クレーンゲーム。足元のコントロールボードで操作するという斬新なスタイルで、遊ぶこと自体のエンターテインメント性を追求した意欲作です。
2014年 ── UFO CATCHER 9
タッチパネル液晶を採用し、無線機能も搭載。デジタル技術との融合が本格化した世代です。演出面が大幅に強化され、プレイ体験がよりリッチになりました。
2023年 ── UFO CATCHER 10
最新世代のモデル。レバー操作に対応し、従来のボタン操作とは異なる直感的なプレイ感覚を実現しています。41年の技術の蓄積が詰まった現行フラッグシップです。






上記画像: セガ フェイブ「UFOキャッチャー筐体 アクリルスタンド」(全6種)。歴代筐体のデザインがアクリルスタンドとして再現されています。
景品文化の変遷── 200円カプセルからフィギュアの時代へ
UFOキャッチャーの進化とともに、景品(プライズ)の文化も大きく変わってきました。
初期:カプセルトイの時代
登場当初、法規制により景品の上限額は200円。この価格帯ではカプセルに入った小さな玩具が主流で、正直なところ大きなブームには至りませんでした。
転機:ぬいぐるみ革命
転機はセガの重役が海外出張中に格安のぬいぐるみを発見したことでした。大量仕入れしたぬいぐるみをプレイヤーの目線の高さに配置したところ、それまでゲームセンターに足を運ばなかった女性客やファミリー層が一気に流入! クレーンゲームのターゲット層が劇的に広がった瞬間です。
うちの子供達にとっても、ゲームセンターに行く一番の楽しみは「あのぬいぐるみが欲しい!」ですよね。まさにこの時代に生まれた景品の魅力が、今も家族をゲームセンターに引きつけているわけです。
90年代:キャラクタープライズの黄金期
1990年代に入ると、アンパンマンをはじめとする有名キャラクターの専用プライズが投入され、大ヒットを記録しました。「あのキャラのぬいぐるみがゲームセンターで取れる」という体験が社会現象になったのです。
景品上限額の推移
景品上限額は時代とともに段階的に引き上げられてきました。
| 時期 | 上限額 |
|---|---|
| 初期 | 200円 |
| ── | 300円 |
| ── | 500円 |
| ── | 800円 |
| 現行 | 1,000円 |
上限額の引き上げにともない、景品のクオリティも飛躍的に向上。現在では精巧なフィギュアや大型ぬいぐるみ、実用的な日用品まで、幅広いジャンルのプライズが登場しています。200円のカプセルトイから1,000円のハイクオリティフィギュアまで、景品の進化は41年の歩みそのものです。
2026年のキャンペーン情報
41周年を迎えた2026年も、セガ フェイブからファン必見の企画が展開されています。
歴代筐体グッズの受注販売

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 販売期間 | 2026年6月24日〜7月20日 |
| 販売場所 | セガ フェイブ ストア |
| 発送時期 | 2026年9月頃 |
ラインナップ
- NEW UFO CATCHER Tシャツ(M/L/XL)── 各3,509円(税込)
- UFOキャッチャー筐体 アクリルスタンド(全6種)── 各1,507円(税込)
- 初代UFO CATCHER / NEW UFO CATCHER / UFO CATCHER 7 / UFO CATCHER 9 third / UFO CATCHER 10 / UFO CATCHER TRIPLE
2025年のAMUSEMENT EXPO 2025で好評だった商品の再販とのこと。歴代筐体がアクリルスタンドになっているのは、コレクター心をくすぐりますよね! 全6種コンプリートしたくなる気持ち、クレーンゲーマーの我々ならわかるはず……!
リポストキャンペーン

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 期間 | 2026年6月24日10:00〜6月30日23:59 |
| 参加方法 | セガUFOキャッチャーオンライン公式Xをフォロー&対象投稿をリポスト |
| 賞品 | UFOキャッチャー筐体アクリルストラップ 全10種セット(3名様) |
無料で参加できるので、UFOキャッチャーファンはぜひチェックしてみてください。
40周年(2025年)の振り返り
昨年の40周年では記念事業が大きく展開されました。
- 40周年特設ページの公開
- AMUSEMENT EXPO 2025で「UFO CATCHER IMMERSIVE」(取られる側の体験ができるアトラクション)と「UFO CATCHER MUSEUM」を実施
- Prize ONアプリでトリプルキャンペーン(2025年6月1日〜7月23日)
- 「日本ネーミング大賞2024」優秀賞を受賞
「UFOキャッチャー」が日本ネーミング大賞で優秀賞を受賞しているのは、この名前がいかに日本人の生活に浸透しているかを物語っています。
まとめ── ゲーセン文化の象徴として
1947年のケネス・アーノルドによるUFO目撃事件から、1985年の初代UFO CATCHER誕生、そして2026年の41周年へ。UFOキャッチャーの物語は、ゲームセンター文化の歩みそのものでもあります。
「イーグルキャッチャー」から「UFOキャッチャー」への命名の偶然、200円のカプセルトイからハイクオリティフィギュアへの景品革命、2本アームのシンプルな機構からタッチパネル・レバー操作への技術革新。41年の歴史には、開発者の挑戦と、ゲームセンターを愛する人々の情熱が詰まっています。
クレーンゲーマーの我々としては、これからもUFOキャッチャーが進化し続けてくれることを期待しています。今日6月24日は、お近くのゲームセンターでUFOキャッチャーを楽しんでみてはいかがでしょうか。家族みんなで「獲れた!」の笑顔を共有する、最高の記念日になるはずです。
